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エンディングノート

岩尾總一郎・一般財団法人日本尊厳死協会理事長、慶應義塾大学医学部客員教授

2017年8月15日号

在宅での死亡が望ましいリビング・ウィル普及にはかかりつけ医を持つこと 薬学卒の父は、国立栄養研究所(現、国立健康栄養研究所)部長で研究費集めに苦労していた。 従って、中学・高校時代から、将来の進路については「文科系であれば、東大の法学部に入って大蔵省に行って予算をとってこい」、それから「理系であれば、医学部に行って厚生省に入って予算をとってこい」という親の意向を無意識に感じていた。医学部を受験したとき、「将来どうする」と面接試験で問われ、「衛生行政に進む」と答えている。 卒業した後は、「学位があったが方がいいだろう」という月並みな理由で大学院の公衆衛生分野に進み、その後留学させていただいた。都合12年間、「公衆衛生」の研究生活を送ったが、大学で100人の学生を相手に講義し研究するより、もっと多くの人々のために仕事がしたいと考えるようになり... 在宅での死亡が望ましいリビング・ウィル普及にはかかりつけ医を持つこと 薬学卒の父は、国立栄養研究所(現、国立健康栄養研究所)部長で研究費集めに苦労していた。 従って、中学・高校時代から、将来の進路については「文科系であれば、東大の法学部に入って大蔵省に行って予算をとってこい」、それから「理系であれば、医学部に行って厚生省に入って予算をとってこい」という親の意向を無意識に感じていた。医学部を受験したとき、「将来どうする」と面接試験で問われ、「衛生行政に進む」と答えている。 卒業した後は、「学位があったが方がいいだろう」という月並みな理由で大学院の公衆衛生分野に進み、その後留学させていただいた。都合12年間、「公衆衛生」の研究生活を送ったが、大学で100人の学生を相手に講義し研究するより、もっと多くの人々のために仕事がしたいと考えるようになり、37

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