医薬経済オンライン

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冬の時代を迎える米国ジェネリック市場

海を渡った日本企業は耐えられるか

2017年9月1日号

 沢井製薬が米国市場でのジェネリック医薬品市場参入を表明したが、同社の澤井健造取締役専務執行役員戦略企画部長は8月14日のカンファレンスで、6月に買収完了した米アップシャー・スミス・ラボラトリーズ(USL)との協働ビジョンと戦略について言及。そのなかで、沢井グループが「世界から認知されるジェネリック企業となる」との考えを示した。 USLでは買収を完了した6月1日から、新たな経営体制が始動。会長に澤井専務が就いている。今後本格的に米国市場の開拓に乗り出すが、澤井専務は、国内市場と比べると「違いが多い面もある」と説明。国内のように新薬の特許切れ時期をもとに開発スケジュールを設定するよりも、収益性など市場環境の変化を捉えて、「頻繁にパイプラインのコントロールを一緒にやっていかなければならない」と述べた。 澤井専務が言うように「違いが多い面」もあ...  沢井製薬が米国市場でのジェネリック医薬品市場参入を表明したが、同社の澤井健造取締役専務執行役員戦略企画部長は8月14日のカンファレンスで、6月に買収完了した米アップシャー・スミス・ラボラトリーズ(USL)との協働ビジョンと戦略について言及。そのなかで、沢井グループが「世界から認知されるジェネリック企業となる」との考えを示した。 USLでは買収を完了した6月1日から、新たな経営体制が始動。会長に澤井専務が就いている。今後本格的に米国市場の開拓に乗り出すが、澤井専務は、国内市場と比べると「違いが多い面もある」と説明。国内のように新薬の特許切れ時期をもとに開発スケジュールを設定するよりも、収益性など市場環境の変化を捉えて、「頻繁にパイプラインのコントロールを一緒にやっていかなければならない」と述べた。 澤井専務が言うように「違いが多い面」もあるの

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