医薬経済オンライン

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好調維持ペプチドリームの「試金石」

第28回

2017年9月1日号

 ペプチドリームは8月9日、17年6月期決算を発表した。その2日前には特殊ペプチド製造のための新会社設立について市場に発信するなど、好調が続いている。 17年6月期の売上高は、48億9500万円(前年同期比13.1%増)の2ケタの増収であった。本社・研究所の移転に関する費用もあり販管費は10億4500万円(50.8%増)と膨らんだ。その結果、営業利益は24億9000万円(▲2.3%)となった。一方、為替差益や業務受託を計上したため、営業外収益は1億3600万円(40.9%増)と増加したことで経常利益は26億2400万円(10.6%増)、当期純利益は18億9000万円(19.6%増)と増益に転じた。 同社は、非天然型のアミノ酸である特殊ペプチドを用いたペプチド医薬の創製を行うバイオベンチャーだ。 これまでに酢酸リュープロレリンを代表とする数多くのペプチド医薬が誕生してい...  ペプチドリームは8月9日、17年6月期決算を発表した。その2日前には特殊ペプチド製造のための新会社設立について市場に発信するなど、好調が続いている。 17年6月期の売上高は、48億9500万円(前年同期比13.1%増)の2ケタの増収であった。本社・研究所の移転に関する費用もあり販管費は10億4500万円(50.8%増)と膨らんだ。その結果、営業利益は24億9000万円(▲2.3%)となった。一方、為替差益や業務受託を計上したため、営業外収益は1億3600万円(40.9%増)と増加したことで経常利益は26億2400万円(10.6%増)、当期純利益は18億9000万円(19.6%増)と増益に転じた。 同社は、非天然型のアミノ酸である特殊ペプチドを用いたペプチド医薬の創製を行うバイオベンチャーだ。 これまでに酢酸リュープロレリンを代表とする数多くのペプチド医薬が誕生している

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