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経済記事の読み方

生々流転のSMBC日興証券

再興か黄昏時か証券大手各社の今⑤

2017年9月1日号

 流浪の番組というのがあるが、日興証券の20年はまさに流転の歴史だった。証券業界第5位、メガバンク系証券としては最後尾だが、旧4大証券の一角で来年100周年を迎える名門である。 収益構造は、他の大手とさほど変わらない。17年3月期決算の純営業収益を見ると、自己売買で稼ぐトレーディングが1353億円と4割強を占める。第2の柱が投資信託で、関連収益が648億円と強い。一方、株式などの売買手数料は前年比▲12%の311億円と、市場低迷の煽りを受けている。これも業界共通のトレンドである。 証券は株式市場の好不況によって経営基盤を脅かされる業種である。切った張ったの世界で一寸先は闇。だから生き残ろうと思えば、いざというときに備えた後ろ盾がどうしても必要。銀行との距離をどう保っていくかがサバイバルの鍵になる。日興流転の歴史を辿ってみよう。 1918年に創業...  流浪の番組というのがあるが、日興証券の20年はまさに流転の歴史だった。証券業界第5位、メガバンク系証券としては最後尾だが、旧4大証券の一角で来年100周年を迎える名門である。 収益構造は、他の大手とさほど変わらない。17年3月期決算の純営業収益を見ると、自己売買で稼ぐトレーディングが1353億円と4割強を占める。第2の柱が投資信託で、関連収益が648億円と強い。一方、株式などの売買手数料は前年比▲12%の311億円と、市場低迷の煽りを受けている。これも業界共通のトレンドである。 証券は株式市場の好不況によって経営基盤を脅かされる業種である。切った張ったの世界で一寸先は闇。だから生き残ろうと思えば、いざというときに備えた後ろ盾がどうしても必要。銀行との距離をどう保っていくかがサバイバルの鍵になる。日興流転の歴史を辿ってみよう。 1918年に創業し

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