医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

医薬経済気象台

予想外の景気好転は本物か

―消費者心理の行方が鍵―

2017年9月1日号

 4~6月期の実質GDP速報値は事前の予想を上回る高い伸びとなり、景気が回復の動きを強めている印象を与えている。実質GDPは前期比で1.0%増、年率にして4.0%増と調査機関の事前予想平均値の年率2.5%増を大きく上回った。名目では前期比1.1%増、前年同期比1.6%増だった。9月8日発表の2次速報値でどう修正されるか注目される。 実質成長率の増加寄与度は内需が1.3%、外需が▲0.3%だった。1~3月期の実質1.5%成長に対する寄与度は内需0.6%、外需0.9%と外需主導の色彩が強かったが、4~6月期は一転して完全な内需主導の伸びとなった。これで6四半期連続のプラス成長となったが、6四半期のなかでは最高の伸びになる。内需では個人消費、民間設備投資がけん引した。増加率に対する寄与度は個人消費が1.0%、民間設備投資が0.8%。この2つの需要項目で1....  4~6月期の実質GDP速報値は事前の予想を上回る高い伸びとなり、景気が回復の動きを強めている印象を与えている。実質GDPは前期比で1.0%増、年率にして4.0%増と調査機関の事前予想平均値の年率2.5%増を大きく上回った。名目では前期比1.1%増、前年同期比1.6%増だった。9月8日発表の2次速報値でどう修正されるか注目される。 実質成長率の増加寄与度は内需が1.3%、外需が▲0.3%だった。1~3月期の実質1.5%成長に対する寄与度は内需0.6%、外需0.9%と外需主導の色彩が強かったが、4~6月期は一転して完全な内需主導の伸びとなった。これで6四半期連続のプラス成長となったが、6四半期のなかでは最高の伸びになる。内需では個人消費、民間設備投資がけん引した。増加率に対する寄与度は個人消費が1.0%、民間設備投資が0.8%。この2つの需要項目で1.8%

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence