話題の焦点
「中・高生の性交願望低下」
2017年9月15日号
高校3年生といえば、まさに思春期真っ只中。男女共異性に対する熱き思いがメラメラと燃えたぎって当然。 だが、14年8月に開催された日本思春期学会で、東京都幼小中高心性教育研究会から予想外の調査結果が発表された。「性交を考えたことがない」と回答した高3男子が2割もいて、女子では3割もいた。中、高校生の性交に対する願望も、そして実体験もこれまでの最低レベルに低下していることが明らかにされた。 二次性性徴としての初経発来は、とくに変化は見られないが、中3における精通経験の割合は、02年では約60%であったが、14年には約50%と低下している。 こうした変化の理由として、異性への関心が薄れていると見るのが妥当だろうが、両者の中性化傾向が、このままますます加速していってしまうのだろうか。近代化若者の性感情をどう導こうとしているのか。 (ヤットコ)
高校3年生といえば、まさに思春期真っ只中。男女共異性に対する熱き思いがメラメラと燃えたぎって当然。 だが、14年8月に開催された日本思春期学会で、東京都幼小中高心性教育研究会から予想外の調査結果が発表された。「性交を考えたことがない」と回答した高3男子が2割もいて、女子では3割もいた。中、高校生の性交に対する願望も、そして実体験もこれまでの最低レベルに低下していることが明らかにされた。 二次性性徴としての初経発来は、とくに変化は見られないが、中3における精通経験の割合は、02年では約60%であったが、14年には約50%と低下している。 こうした変化の理由として、異性への関心が薄れていると見るのが妥当だろうが、両者の中性化傾向が、このままますます加速していってしまうのだろうか。近代化若者の性感情をどう導こうとしているのか。 (ヤットコ)
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