医薬経済オンライン

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MR活動実態調査レポート

ウェブ型と会場型の「違い」

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析137

株式会社A・M・C 代表取締役社長 薬剤師 三上彰貴子

2017年9月15日号

 今回は、前回8月15日号の記事で取り上げた発売1年後のデータをさらに細かく分析したので紹介したい。前回は14~16年に発売された主な内服薬を取り上げ、新発売時と発売1年後(処方日数制限解除)のディテール(DTL)チャネルとインパクトディテール率(ID率=DTLに占める新規採用意向と増量意向の割合)の変化を見た(図は8月15日号参照)。MR、製薬会社ホームページ、eプロモーションは発売時と1年後の注力度合いが各製品でばらついたが、全体的な特徴として新発売時はMS─DTLの割合が、1年後は講演・研究会の割合が比較的高くなっていた。 SMAXでは15年5月から講演会のデータをウェブ視聴型と会場講演型とを区別して収集し始めたので、発売1年後に注目して増えた講演・研究会のデータ分析を行った。この講演・研究会の回数はメーカーによる配信や開催数ではなく、医師が...  今回は、前回8月15日号の記事で取り上げた発売1年後のデータをさらに細かく分析したので紹介したい。前回は14~16年に発売された主な内服薬を取り上げ、新発売時と発売1年後(処方日数制限解除)のディテール(DTL)チャネルとインパクトディテール率(ID率=DTLに占める新規採用意向と増量意向の割合)の変化を見た(図は8月15日号参照)。MR、製薬会社ホームページ、eプロモーションは発売時と1年後の注力度合いが各製品でばらついたが、全体的な特徴として新発売時はMS─DTLの割合が、1年後は講演・研究会の割合が比較的高くなっていた。 SMAXでは15年5月から講演会のデータをウェブ視聴型と会場講演型とを区別して収集し始めたので、発売1年後に注目して増えた講演・研究会のデータ分析を行った。この講演・研究会の回数はメーカーによる配信や開催数ではなく、医師が実際

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