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間違いだらけのHTA

NICEがEQ5D5L換算表を一旦推奨停止

第27回

東京大学大学院薬学系研究科 五十嵐中

2017年10月1日号

 前回9月1日号では、アプレイザル(総合的評価)について、予め閾値を決めて運用を開始した国はそもそも存在しないこと、さらに費用対効果評価の導入のためには、閾値の設定は決して不可欠ではないことを紹介した。 日本での費用対効果評価の試行的導入がまとめの段階に入り、価格への反映方法が議論されるなかで、適応が複数あるときの増分費用効果比(ICER)の重み付け、支払い意思額をそのまま閾値に反映させることの是非、単一の閾値を画一的に当てはめることの是非など、より具体的な問題点が浮上している。これらの論点に対する考え方は、改めて紹介したい。 議論が始まった当初は「欠陥商品である」「日本版QALYを開発すべきである」と批判され、連載初期に扱った「米国では法律で禁じられている」「使っているのは英国ぐらいである」のような都市伝説の源となったQALY(質調整...  前回9月1日号では、アプレイザル(総合的評価)について、予め閾値を決めて運用を開始した国はそもそも存在しないこと、さらに費用対効果評価の導入のためには、閾値の設定は決して不可欠ではないことを紹介した。 日本での費用対効果評価の試行的導入がまとめの段階に入り、価格への反映方法が議論されるなかで、適応が複数あるときの増分費用効果比(ICER)の重み付け、支払い意思額をそのまま閾値に反映させることの是非、単一の閾値を画一的に当てはめることの是非など、より具体的な問題点が浮上している。これらの論点に対する考え方は、改めて紹介したい。 議論が始まった当初は「欠陥商品である」「日本版QALYを開発すべきである」と批判され、連載初期に扱った「米国では法律で禁じられている」「使っているのは英国ぐらいである」のような都市伝説の源となったQALY(質調整生存

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