まだ厳しいベンチャー3社の打開策
17年12月期第2四半期累計業績の状況(上)
2017年10月1日号
バイオベンチャーの17年12月期第2四半期累計決算を見る。この間、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTⅠ)は、再生医療事業に参入するため、国内企業と共同研究契約を締結した。一方、カルナバイオサイエンスとオンコリスバイオファーマは減収と苦しい期間となった。メディシノバは売上高が連続して計上できない厳しい状況にある。ただし、社運を賭けた「イブジラスト」の後期第Ⅱ相試験の結果が10月の学会で発表される。成功するか否かで同社の今後を左右することなる。 DWTⅠはパイプライン拡充に向けた取り組みとして、1月に再生医療を手掛けるヘリオスと、同社が保有している眼科手術補助薬の事業譲受契約を締結した。中心となる「BBG250」は、内境界膜剝離などの手術時に使用する染色薬で、海外の権利はオランダのDORCが獲得、10年から販売している。5月からロイヤリティの...
バイオベンチャーの17年12月期第2四半期累計決算を見る。この間、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTⅠ)は、再生医療事業に参入するため、国内企業と共同研究契約を締結した。一方、カルナバイオサイエンスとオンコリスバイオファーマは減収と苦しい期間となった。メディシノバは売上高が連続して計上できない厳しい状況にある。ただし、社運を賭けた「イブジラスト」の後期第Ⅱ相試験の結果が10月の学会で発表される。成功するか否かで同社の今後を左右することなる。 DWTⅠはパイプライン拡充に向けた取り組みとして、1月に再生医療を手掛けるヘリオスと、同社が保有している眼科手術補助薬の事業譲受契約を締結した。中心となる「BBG250」は、内境界膜剝離などの手術時に使用する染色薬で、海外の権利はオランダのDORCが獲得、10年から販売している。5月からロイヤリティの受
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