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interview

ニプロ常務取締役国内事業部長・吉岡清貴

2017年10月15日号

シェア獲得が「重要」だった ニプロが買収した田辺製薬販売は、10月から「ニプロESファーマ」として再始動した。後発品業界では、海外販路やバイオ後続品を求めて企業を買収することはあっても、国内の後発品企業が買収対象になるのは稀。後発品企業同士の統合は販売品目が被り、さらにその品目の整理に煩雑さが伴うからだ。行政や医療機関から再編を求められても、その兆しはほとんどなかった。だが、今回はそれが実現した。ニプロは、田辺製薬販売買収後の成長戦略をどう描いているのか。常務取締役で国内事業部長の吉岡清貴氏に聞いた。──買収した経緯は。吉岡 ニプロは後発品ビジネスを柱として売上げを拡大していく。我われは注射剤では国内トップシェアで、病院市場に自信がある。裏を返せば経口剤販売、そして中小の調剤薬局チェーンへの販路が課題と認識していた。中枢神経(CNS)も伸ば... シェア獲得が「重要」だった ニプロが買収した田辺製薬販売は、10月から「ニプロESファーマ」として再始動した。後発品業界では、海外販路やバイオ後続品を求めて企業を買収することはあっても、国内の後発品企業が買収対象になるのは稀。後発品企業同士の統合は販売品目が被り、さらにその品目の整理に煩雑さが伴うからだ。行政や医療機関から再編を求められても、その兆しはほとんどなかった。だが、今回はそれが実現した。ニプロは、田辺製薬販売買収後の成長戦略をどう描いているのか。常務取締役で国内事業部長の吉岡清貴氏に聞いた。──買収した経緯は。吉岡 ニプロは後発品ビジネスを柱として売上げを拡大していく。我われは注射剤では国内トップシェアで、病院市場に自信がある。裏を返せば経口剤販売、そして中小の調剤薬局チェーンへの販路が課題と認識していた。中枢神経(CNS)も伸ばした

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