医薬経済オンライン

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医薬経済気象台

改善する企業・消費者心理

―実証した日銀短観―

2017年10月15日号

 9月調査の日銀短観が発表され、企業の景況感が一段と改善していることが明らかになった。景況が「良い」「悪い」の企業の割合の差である業況判断指数は、全規模・全産業でプラス15、6月調査のプラス12から3ポイントの改善となった。この水準は26年ぶりの高さである。全産業を規模別で見ると、大企業が6月調査のプラス20から23に3ポイント、中堅企業がプラス16からプラス18に2ポイント、中小企業がプラス7からプラス9に2ポイントの改善となった。大企業が先行していた景況改善が中堅企業、中小企業にも波及してきている。 製造業・非製造業別では、全規模で製造業がプラス15と4ポイントの改善、非製造業がプラス14と1ポイントの改善だった。製造業は大企業がプラス22で5ポイント、中堅企業がプラス17で5ポイント、中小企業がプラス10で3ポイントと、揃って大きく改善している。製造業の...  9月調査の日銀短観が発表され、企業の景況感が一段と改善していることが明らかになった。景況が「良い」「悪い」の企業の割合の差である業況判断指数は、全規模・全産業でプラス15、6月調査のプラス12から3ポイントの改善となった。この水準は26年ぶりの高さである。全産業を規模別で見ると、大企業が6月調査のプラス20から23に3ポイント、中堅企業がプラス16からプラス18に2ポイント、中小企業がプラス7からプラス9に2ポイントの改善となった。大企業が先行していた景況改善が中堅企業、中小企業にも波及してきている。 製造業・非製造業別では、全規模で製造業がプラス15と4ポイントの改善、非製造業がプラス14と1ポイントの改善だった。製造業は大企業がプラス22で5ポイント、中堅企業がプラス17で5ポイント、中小企業がプラス10で3ポイントと、揃って大きく改善している。製造業の大企

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