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特集・2017衆院選

「落下傘」の医系技官が勝った訳

自民対希望の象徴区で丹羽氏後継・国光氏初当選

2017年11月1日号

「あの問題が一番きつかったね。イメージが悪すぎた」 茨城6区から衆院選に出馬した元厚生労働省課長補佐、国光文乃氏(38=自民党)の陣営幹部は、厳しかった選挙戦を振り返る。 問題と言うのは、「このハゲ~ッ!」で全国的に名を知られた豊田真由子前衆院議員(43=自民党)と同列視されることだ。豊田氏は元政策秘書男性に対する暴言・暴行疑惑が発覚し、6月に自民党を離党。衆院選には無所属で出馬したが、5人中最下位で落選した。 国光氏は長崎大学医学部卒で医系、豊田氏は東京大学法学部で事務系。キャリアはまったく異なるものの、同じ元厚労官僚。同じ女性でしかも、最終ポストが課長補佐ということも共通する。 国光氏が選挙のための活動を始めたのは2月のことだ。厚相3回、党総務会長などを歴任した自民党厚労族の代表格である丹羽雄哉氏の後継候補に決まった。 国光氏は山口で生... 「あの問題が一番きつかったね。イメージが悪すぎた」 茨城6区から衆院選に出馬した元厚生労働省課長補佐、国光文乃氏(38=自民党)の陣営幹部は、厳しかった選挙戦を振り返る。 問題と言うのは、「このハゲ~ッ!」で全国的に名を知られた豊田真由子前衆院議員(43=自民党)と同列視されることだ。豊田氏は元政策秘書男性に対する暴言・暴行疑惑が発覚し、6月に自民党を離党。衆院選には無所属で出馬したが、5人中最下位で落選した。 国光氏は長崎大学医学部卒で医系、豊田氏は東京大学法学部で事務系。キャリアはまったく異なるものの、同じ元厚労官僚。同じ女性でしかも、最終ポストが課長補佐ということも共通する。 国光氏が選挙のための活動を始めたのは2月のことだ。厚相3回、党総務会長などを歴任した自民党厚労族の代表格である丹羽雄哉氏の後継候補に決まった。 国光氏は山口で生まれ

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