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特集・2017衆院選

自民厚労族は「仕事人」になれるのか

厳しい改定前に再選を果たした2氏

2017年11月1日号

 強固な地盤(組織)と圧倒的な知名度(看板)を物語る「名前なしポスター」の逸話を、地元岡山に残した元首相の故橋本龍太郎氏。そんな父から地盤を引き継いだ次男の橋本岳氏(43)は、4選をめざし衆院選に出馬した。 選挙区は岡山4区(倉敷・早島)。「農業県から工業県へ」を合言葉に有数の臨海工業地帯に発展を遂げた「水島コンビナート」や、白壁の屋敷や川沿いの柳並木が風情を感じさせる「美観地区」などを抱えるこの地で橋本氏は、民進党から希望の党に合流した柚木道義氏(45)と5度目の対決を繰り広げた。 2人の過去の戦績は、意外にも2勝2敗。柚木氏は「有隣堂」出身の“元本屋”に過ぎず、本人曰く「お金・組織・七光りなし」で地道に草の根運動を展開してきたことを考えれば、戦績は驚きである。無謀にも03年の衆院選で、首相経験者の龍太郎氏に挑んだこともあった。 それはともか...  強固な地盤(組織)と圧倒的な知名度(看板)を物語る「名前なしポスター」の逸話を、地元岡山に残した元首相の故橋本龍太郎氏。そんな父から地盤を引き継いだ次男の橋本岳氏(43)は、4選をめざし衆院選に出馬した。 選挙区は岡山4区(倉敷・早島)。「農業県から工業県へ」を合言葉に有数の臨海工業地帯に発展を遂げた「水島コンビナート」や、白壁の屋敷や川沿いの柳並木が風情を感じさせる「美観地区」などを抱えるこの地で橋本氏は、民進党から希望の党に合流した柚木道義氏(45)と5度目の対決を繰り広げた。 2人の過去の戦績は、意外にも2勝2敗。柚木氏は「有隣堂」出身の“元本屋”に過ぎず、本人曰く「お金・組織・七光りなし」で地道に草の根運動を展開してきたことを考えれば、戦績は驚きである。無謀にも03年の衆院選で、首相経験者の龍太郎氏に挑んだこともあった。 それはともかく、

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