医薬経済気象台
季節は政治から経済へ移る
―内部留保問題が急浮上―
2017年11月1日号
内外の注目された政治イベントがほぼ一巡した。衆院選の結果、自民、公明両党が3分の2の議席を確保。海外では中国の第19回共産党大会が波乱なく終了した。 残るは11月5~7日の米国のドナルド・トランプ大統領の来日だ。首脳会談は北朝鮮問題と通商問題になることが確実だが、ワシントンで開かれた麻生太郎副総理とマイク・ペンス副大統領による2回目の日米経済対話で、米国側は自由貿易協定の交渉開始を要求しており、トランプ大統領も議題にする可能性がある。ただ、突っ込んだ話し合いは先送りされよう。 首相指名の特別国会召集は11月1日、新内閣発足後、安倍晋三首相は10日からベトナムでのアジア太平洋経済協力会議首脳会議、フィリピンでの東南アジア首脳会議に出席する。中国首脳との会談が実現するかどうか注目したい。中国は共産党大会を終えて、不動産バブルの軟着陸など、経済課題...
内外の注目された政治イベントがほぼ一巡した。衆院選の結果、自民、公明両党が3分の2の議席を確保。海外では中国の第19回共産党大会が波乱なく終了した。 残るは11月5~7日の米国のドナルド・トランプ大統領の来日だ。首脳会談は北朝鮮問題と通商問題になることが確実だが、ワシントンで開かれた麻生太郎副総理とマイク・ペンス副大統領による2回目の日米経済対話で、米国側は自由貿易協定の交渉開始を要求しており、トランプ大統領も議題にする可能性がある。ただ、突っ込んだ話し合いは先送りされよう。 首相指名の特別国会召集は11月1日、新内閣発足後、安倍晋三首相は10日からベトナムでのアジア太平洋経済協力会議首脳会議、フィリピンでの東南アジア首脳会議に出席する。中国首脳との会談が実現するかどうか注目したい。中国は共産党大会を終えて、不動産バブルの軟着陸など、経済課題に注
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