医薬経済オンライン

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平時医療体制の破錠に備える~電光石火こそ最良の有事医療~

惑わされず決断するための思考法

第39回

愛知医科大学 非常勤講師 照井資規

2017年11月1日号

 米国ラスベガスで発生した銃乱射事件(10月1日)から1ヵ月が経った。この間に報道されたさまざまな「事実」には、現実に起こった事象とかけ離れたものも多く、今後、類似した事件が発生した際に正しく対処できないばかりか、かえって危険となるものまであった。 平時の医療体制が破綻したとき、正しく判断し、決断することが最も重要となる。そのためには、判断の材料となる「情報」を正しく分析できる能力が必須となる。第2次世界大戦での情報戦では、世の中に流れている情報の40%は事実ではなく、40%は勘違いであり、正しいものは20%にも満たないと言われた。情報の真贋を見極めることの重要性について述べる事例として、今回もラスベガス・ストリップ銃乱射事件を取り上げたい。 筆者は阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件が発生した95年頃、テレビ局で報道番組の制作に携わっていた。当時強...  米国ラスベガスで発生した銃乱射事件(10月1日)から1ヵ月が経った。この間に報道されたさまざまな「事実」には、現実に起こった事象とかけ離れたものも多く、今後、類似した事件が発生した際に正しく対処できないばかりか、かえって危険となるものまであった。 平時の医療体制が破綻したとき、正しく判断し、決断することが最も重要となる。そのためには、判断の材料となる「情報」を正しく分析できる能力が必須となる。第2次世界大戦での情報戦では、世の中に流れている情報の40%は事実ではなく、40%は勘違いであり、正しいものは20%にも満たないと言われた。情報の真贋を見極めることの重要性について述べる事例として、今回もラスベガス・ストリップ銃乱射事件を取り上げたい。 筆者は阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件が発生した95年頃、テレビ局で報道番組の制作に携わっていた。当時強く認

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