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HOLMES & VACCINE

新規抗がん剤開発の行方

第4回 ~がん治療のライバル~

コイツ・ドナン

2017年11月1日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、英国で製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がん治療薬を軸にして、武田薬品、中外製薬、大鵬薬品、ヤクルト本社の抗がん剤開発の話を始めた。ホームズは5FUの開発に取り組んできたのが大鵬薬品と日本ロシュ(現中外製薬)と説明したうえで、大腸がん治療薬の一覧を提示した。「オプジーボ」や「キイトルーダ」もあるが、この4社の製品がほとんどだった。ホームズは、続いて大腸がん治療と費用の話を切り出した。 ホームズはiPadをテーブルに置いて、がん治療の費用について、説明を始めようとした。しかし、私はがん治療は専門分野ではない。少し知識を入れて... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、英国で製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がん治療薬を軸にして、武田薬品、中外製薬、大鵬薬品、ヤクルト本社の抗がん剤開発の話を始めた。ホームズは5FUの開発に取り組んできたのが大鵬薬品と日本ロシュ(現中外製薬)と説明したうえで、大腸がん治療薬の一覧を提示した。「オプジーボ」や「キイトルーダ」もあるが、この4社の製品がほとんどだった。ホームズは、続いて大腸がん治療と費用の話を切り出した。 ホームズはiPadをテーブルに置いて、がん治療の費用について、説明を始めようとした。しかし、私はがん治療は専門分野ではない。少し知識を入れておか

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