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賛否両論

衆院選 「安倍1強」継続で起きる業界近未来

2017年11月1日号

 10月22日の衆院選は自民党の完勝で終わった。これで安倍晋三首相が来秋の自民党総裁選で3選を果たすことは確実な状勢で、「安倍1強」時代があと4年は続きそうな雲行きだ。 業界内には「自民党による安定政権」を求める意見が大半を占める一方、「1強」が手を付ける施策に警戒する向きも多い。経済財政諮問会議、規制改革推進会議といった官邸主導の会議体によって、いくつもの規制が撤廃されているのは事実だ。医療医薬品業界は規制行政のなかで生きてきただけに、規制当局の厚生労働省を動かす、首相官邸に対して安穏とはしていられない。「安倍1強」によってこれから起こる制度改革について予想してみる──。 まず、年末に向け議論が進められる薬価改定と薬価制度改革。 新薬創出加算の存続や費用対効果の評価方法などが争点に挙がるなか、官邸主導によって薬価がターゲットになることは間違...  10月22日の衆院選は自民党の完勝で終わった。これで安倍晋三首相が来秋の自民党総裁選で3選を果たすことは確実な状勢で、「安倍1強」時代があと4年は続きそうな雲行きだ。 業界内には「自民党による安定政権」を求める意見が大半を占める一方、「1強」が手を付ける施策に警戒する向きも多い。経済財政諮問会議、規制改革推進会議といった官邸主導の会議体によって、いくつもの規制が撤廃されているのは事実だ。医療医薬品業界は規制行政のなかで生きてきただけに、規制当局の厚生労働省を動かす、首相官邸に対して安穏とはしていられない。「安倍1強」によってこれから起こる制度改革について予想してみる──。 まず、年末に向け議論が進められる薬価改定と薬価制度改革。 新薬創出加算の存続や費用対効果の評価方法などが争点に挙がるなか、官邸主導によって薬価がターゲットになることは間違いな

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