医薬経済気象台
株価上昇が景気を後押し
―業績の好調で一段高期待―
2017年11月15日号
株式市場が活況を呈している。日経平均株価は直近の11月8日には2万2913円で終わっている。バブル期最終段階で付けた史上最高値が89年12月の3万8915円、ここから92年8月には1万4309円まで下落、その後の反騰で付けた戻り高値が96年6月26日の2万2666円だった。このフシを一気に上回り、92年1月9日以来、25年10ヵ月ぶりの戻り高値水準となった。強い動きは今後も続く可能性が高い。この先の節目は92年1月に付けた2万3801円になるが、この奪回も早晩実現しそうな勢いである。 今年の株式市場は総じて横ばいの動きが続いてきた。好悪材料が錯綜する状態が続いたためだ。これが10月に入って大きな動きに転じた。10月に入ると16日連続上昇という過去最長の離れ業を演じ、10月は立会日数21日のうち19日が上昇という動きをみせた。勢いは11月に入ってからも持続しており、7日に...
株式市場が活況を呈している。日経平均株価は直近の11月8日には2万2913円で終わっている。バブル期最終段階で付けた史上最高値が89年12月の3万8915円、ここから92年8月には1万4309円まで下落、その後の反騰で付けた戻り高値が96年6月26日の2万2666円だった。このフシを一気に上回り、92年1月9日以来、25年10ヵ月ぶりの戻り高値水準となった。強い動きは今後も続く可能性が高い。この先の節目は92年1月に付けた2万3801円になるが、この奪回も早晩実現しそうな勢いである。 今年の株式市場は総じて横ばいの動きが続いてきた。好悪材料が錯綜する状態が続いたためだ。これが10月に入って大きな動きに転じた。10月に入ると16日連続上昇という過去最長の離れ業を演じ、10月は立会日数21日のうち19日が上昇という動きをみせた。勢いは11月に入ってからも持続しており、7日に25
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