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バイオベンチャーの18年3月期第2四半期業績を見る(上)

認知症薬や再生医療で研究開発進む

2017年12月1日号

 主要バイオベンチャーの18年3月期第2四半期累計業績が出揃った。政府の振興策が浸透しないなかでも、各社がそれぞれ奮闘しているが、苦戦も続いている。 そーせいグループは、提携による契約一時金やマイルストンによる収益に依存しており、提携先の開発戦略とその開発スケジュールに影響されるため、売上高計上の時期の予測が困難としている。 第2四半期累計(IFRS)は、売上高が53億1400万円(前年同期比▲66.5%)、営業利益は14億4400万円(▲88.2%)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は4億9800万円と、マイルストンが減ったことで減収減益、最終利益は赤字に転落した。 マイルストンは、17年3月期にアラガン・ファーマシューティカルズ・インターナショナルから1億2500万ドルを受領した。だが、18年3月期は主にアストラゼネカの1200万ドル、テバの500...  主要バイオベンチャーの18年3月期第2四半期累計業績が出揃った。政府の振興策が浸透しないなかでも、各社がそれぞれ奮闘しているが、苦戦も続いている。 そーせいグループは、提携による契約一時金やマイルストンによる収益に依存しており、提携先の開発戦略とその開発スケジュールに影響されるため、売上高計上の時期の予測が困難としている。 第2四半期累計(IFRS)は、売上高が53億1400万円(前年同期比▲66.5%)、営業利益は14億4400万円(▲88.2%)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は4億9800万円と、マイルストンが減ったことで減収減益、最終利益は赤字に転落した。 マイルストンは、17年3月期にアラガン・ファーマシューティカルズ・インターナショナルから1億2500万ドルを受領した。だが、18年3月期は主にアストラゼネカの1200万ドル、テバの500万ド

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