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話題の焦点

「風邪と抗菌薬」

2017年12月15日号

 米国では、11年の1年間に、全医療行為の3分の1にあたる約20兆円相当の過剰治療が行われたという。 この膨大なるムダは何としても排除しなければと、チューズィング・ワイズリー(賢い選択)キャンペーンなるものがスタートし、全世界に広がりを見せつつある。「ムダな検査」「ムダな薬」など数々の課題の中から10の提言がまとめられ、そのいの一番に「風邪に抗菌薬治療はやめよう」が。 咽頭痛などの上気道炎の原因微生物は、成人ではその9割方、小児では全体の3分の2がウイルスとされている。 すなわち、上気道炎ではその8割程度は抗菌薬を必要としないわけだ。ただし、残りの約2割は、溶連菌などの細菌感染が疑われ、抗菌薬の投与が必要となる。 提言では、風邪に抗菌薬排除を謳っているが、医療の対象は千差万別、正確な診断に基づき必要とあらば、適正な抗菌薬も賢く選択しなければな...  米国では、11年の1年間に、全医療行為の3分の1にあたる約20兆円相当の過剰治療が行われたという。 この膨大なるムダは何としても排除しなければと、チューズィング・ワイズリー(賢い選択)キャンペーンなるものがスタートし、全世界に広がりを見せつつある。「ムダな検査」「ムダな薬」など数々の課題の中から10の提言がまとめられ、そのいの一番に「風邪に抗菌薬治療はやめよう」が。 咽頭痛などの上気道炎の原因微生物は、成人ではその9割方、小児では全体の3分の2がウイルスとされている。 すなわち、上気道炎ではその8割程度は抗菌薬を必要としないわけだ。ただし、残りの約2割は、溶連菌などの細菌感染が疑われ、抗菌薬の投与が必要となる。 提言では、風邪に抗菌薬排除を謳っているが、医療の対象は千差万別、正確な診断に基づき必要とあらば、適正な抗菌薬も賢く選択しなければならな

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