医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

Patient Relations

NPO起立性調節障害の会

2017年12月15日号

砂袋を担いでいる感覚髙木修造理事長 「起立性調節障害の会」の髙木修造理事長は、疾患啓発の重要性を感じている。朝具合が悪くて起きれないことで知られる起立性調節障害。「起立性低血圧」「体位性頻脈症候群」(心拍数増加)「血管迷走神経性失神」(起立後失神)の3つに大別される。脳や全身に血液が十分に行き渡らないなど循環の異常により、本人の意思にかかわらず、倦怠感、思考・集中力低下といったさまざまな症状を呈する。起立に耐えられないため、「起立不耐症」とも呼ばれている。 周囲に病気との認識がなければメンタルの問題と片付けられる。髙木理事長も、発症当時は経験した。「朝に無理やり立ち上がりなさいと言うのは、食物アレルギーの人に無理にでも食べなさいと言っているようなもの」と例えた。また、小児期や思春期の発症が多く、子育て方法が悪かったと両親が誤解し自責の念... 砂袋を担いでいる感覚髙木修造理事長 「起立性調節障害の会」の髙木修造理事長は、疾患啓発の重要性を感じている。朝具合が悪くて起きれないことで知られる起立性調節障害。「起立性低血圧」「体位性頻脈症候群」(心拍数増加)「血管迷走神経性失神」(起立後失神)の3つに大別される。脳や全身に血液が十分に行き渡らないなど循環の異常により、本人の意思にかかわらず、倦怠感、思考・集中力低下といったさまざまな症状を呈する。起立に耐えられないため、「起立不耐症」とも呼ばれている。 周囲に病気との認識がなければメンタルの問題と片付けられる。髙木理事長も、発症当時は経験した。「朝に無理やり立ち上がりなさいと言うのは、食物アレルギーの人に無理にでも食べなさいと言っているようなもの」と例えた。また、小児期や思春期の発症が多く、子育て方法が悪かったと両親が誤解し自責の念に駆

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence