医薬経済オンライン

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時感/編集後記

2017年12月15日号

時感私は、どんな「犬」なのか 犬好きか猫好きかと問われれば、迷わず私は猫好きなのだが、この記者という職業は何かと「犬」に例えられる。最近、読んだ『政治を動かすメディア』(東京大学出版会)という本でも、メディアを犬に例えており、次のような4つに分類していた。 ひとつ目が「監視犬」で、権力への監視機能、ジャーナリズムの立場。2つ目が「誘導犬」で、権力者の大本営発表を鵜呑みにして垂れ流す。3つ目が権力者を守る「護衛犬」。そして4つ目が「愛玩犬」となり、もはや権力者に抱き込まれた状態を指すという。大雑把な分類で、実際には雑種がいたり、状況に応じて監視犬が護衛犬になったりするのが実情だろうが、「こういう分類もあるのだ」と思った。 さて、業界誌記者というと「愛玩犬」「護衛犬」、あるいは「誘導犬」に思われがち。実際、日頃は「監視犬」に見せていても、い... 時感私は、どんな「犬」なのか 犬好きか猫好きかと問われれば、迷わず私は猫好きなのだが、この記者という職業は何かと「犬」に例えられる。最近、読んだ『政治を動かすメディア』(東京大学出版会)という本でも、メディアを犬に例えており、次のような4つに分類していた。 ひとつ目が「監視犬」で、権力への監視機能、ジャーナリズムの立場。2つ目が「誘導犬」で、権力者の大本営発表を鵜呑みにして垂れ流す。3つ目が権力者を守る「護衛犬」。そして4つ目が「愛玩犬」となり、もはや権力者に抱き込まれた状態を指すという。大雑把な分類で、実際には雑種がいたり、状況に応じて監視犬が護衛犬になったりするのが実情だろうが、「こういう分類もあるのだ」と思った。 さて、業界誌記者というと「愛玩犬」「護衛犬」、あるいは「誘導犬」に思われがち。実際、日頃は「監視犬」に見せていても、いざ別

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