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2018年1月1日号

米国血液学会で相次ぐ有望な研究データ 米国血液学会は17年12月9〜12日の4日間、アトランタで年会を開催した。この間、数々の有望な新薬の研究結果が示された。 ボストンのバイオテック企業アジオスファーマシューティカルズは、1日1回経口投与用の「イボシデニブ」の第Ⅰ相試験で、IDH1遺伝子変異を有する再発または治療抵抗性の急性骨髄性白血病(AML)に対して、高い有効性を示していることを明らかにした。AMLが進行した被験者のうち、評価可能な125人について分析。その結果、30.4%が完全寛解もしくは造血系の回復を伴う完全寛解(CRh)に達していたことが確認されたという。完全寛解は21.6%、CRhは8.8%だった。また、全奏効率は41.6%となった。 完全寛解した被験者の奏効期間中央値は9.3ヵ月となり、同薬に応答を示した全患者の奏効期間中央値は6.5ヵ月とな... 米国血液学会で相次ぐ有望な研究データ 米国血液学会は17年12月9〜12日の4日間、アトランタで年会を開催した。この間、数々の有望な新薬の研究結果が示された。 ボストンのバイオテック企業アジオスファーマシューティカルズは、1日1回経口投与用の「イボシデニブ」の第Ⅰ相試験で、IDH1遺伝子変異を有する再発または治療抵抗性の急性骨髄性白血病(AML)に対して、高い有効性を示していることを明らかにした。AMLが進行した被験者のうち、評価可能な125人について分析。その結果、30.4%が完全寛解もしくは造血系の回復を伴う完全寛解(CRh)に達していたことが確認されたという。完全寛解は21.6%、CRhは8.8%だった。また、全奏効率は41.6%となった。 完全寛解した被験者の奏効期間中央値は9.3ヵ月となり、同薬に応答を示した全患者の奏効期間中央値は6.5ヵ月となっ

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