医薬経済オンライン

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漢方処方 千差万別

「不妊」への対応

第36回

みとみどう薬局漢方専門薬剤師 安廣嘉人

2018年1月1日号

 このところ漢方専門を中心に、「子宝相談」を看板に掲げる薬局が増えてきたように思います。もちろん私どもも例に漏れず、取り組みを始めています。積極的に情報発信をしており、来局された方には、かなりの貢献ができていると自負しています。 というわけで、今回は漢方薬と不妊について、具体例を踏まえ、紹介していきます。 まず不妊は、女性か男性あるいは両方にあり得ることです。そして、その原因は多岐にわたっています。大まかに説明すると、女性の場合は卵巣機能不全や子宮内膜症などが理由であり、男性に関しては無精子症や性交障害などがあります。ところが、実際のところ、「原因不明」の場合が数多くみられます。 そのような実態のなかでも、大きな原因として共通して言えるのは、「冷え」と「ストレス」が関係していること。これは間違いないと考えています。従って、女性も男性も冷...  このところ漢方専門を中心に、「子宝相談」を看板に掲げる薬局が増えてきたように思います。もちろん私どもも例に漏れず、取り組みを始めています。積極的に情報発信をしており、来局された方には、かなりの貢献ができていると自負しています。 というわけで、今回は漢方薬と不妊について、具体例を踏まえ、紹介していきます。 まず不妊は、女性か男性あるいは両方にあり得ることです。そして、その原因は多岐にわたっています。大まかに説明すると、女性の場合は卵巣機能不全や子宮内膜症などが理由であり、男性に関しては無精子症や性交障害などがあります。ところが、実際のところ、「原因不明」の場合が数多くみられます。 そのような実態のなかでも、大きな原因として共通して言えるのは、「冷え」と「ストレス」が関係していること。これは間違いないと考えています。従って、女性も男性も冷えと

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