医薬経済オンライン

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NOTEBOOK●こぼれ話

2018年1月1日号

マウスの死骸が所在不明に塩野義、放射性医薬を研究? 塩野義製薬で放射性同位元素が所在不明になっていることが、12月21日に原子力規制委員会へ報告された。塩野義の医薬研究センターで、実験のために放射性同位元素の「炭素14」をマウスに投与。死骸となったマウス2匹を冷凍庫に保管していたが、10月になくなっていることが判明したという。 搬出済みの放射性廃棄物の容器に誤って混入した可能性があるようだが、発見されておらず、原子力規制委員会に報告するに至った。 塩野義は「健康に被害を与えるものではない」と説明しており、人的被害はないようだが、気になるのは何のための研究だったのか。放射性同位元素を利用した「放射性医薬」の研究は、国内企業では富士フイルムRIファーマや日本メジフィジックスが実施。塩野義が行っているとは聞いたことがない。薬物動態の研究にでも使ってい... マウスの死骸が所在不明に塩野義、放射性医薬を研究? 塩野義製薬で放射性同位元素が所在不明になっていることが、12月21日に原子力規制委員会へ報告された。塩野義の医薬研究センターで、実験のために放射性同位元素の「炭素14」をマウスに投与。死骸となったマウス2匹を冷凍庫に保管していたが、10月になくなっていることが判明したという。 搬出済みの放射性廃棄物の容器に誤って混入した可能性があるようだが、発見されておらず、原子力規制委員会に報告するに至った。 塩野義は「健康に被害を与えるものではない」と説明しており、人的被害はないようだが、気になるのは何のための研究だったのか。放射性同位元素を利用した「放射性医薬」の研究は、国内企業では富士フイルムRIファーマや日本メジフィジックスが実施。塩野義が行っているとは聞いたことがない。薬物動態の研究にでも使っていたの

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