医薬経済オンライン

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武田・長谷川氏の次世代育成は「悪い冗談」

新設の大学院大学至善館で「何をするのか」

2018年1月1日号

 「国家百年の計は教育にあり」とは言い古された箴言だが、人材育成こそ国家・社会の要であるという考え方に首肯する人は、AI(人工知能)への期待が改めて高まる昨今においても、決して少なくないだろう。否、むしろ平成も残り1年余りとなり、スピードが重視され、忙しさだけは増した過去30年の流れを振り返るとき、長期的な視点で物事に当たる必要性は逆に高まっているように感じられる。 最近の端的な事例を挙げれば、子育て支援などの「人づくり革命」と並ぶ2大看板として、企業の競争力を高める「生産性革命」を高らかに掲げた18年度予算案に見て取れる。「IoT・ビッグデータ・人工知能による産業構造変革」を通じて「『稼ぐ力』を高める企業行動を引き出す」とともに、「新時代への挑戦を加速する」と謳ったわりには、政府が今回執ったのはその場凌ぎの帳尻合わせ。一度衰退すると再興は...  「国家百年の計は教育にあり」とは言い古された箴言だが、人材育成こそ国家・社会の要であるという考え方に首肯する人は、AI(人工知能)への期待が改めて高まる昨今においても、決して少なくないだろう。否、むしろ平成も残り1年余りとなり、スピードが重視され、忙しさだけは増した過去30年の流れを振り返るとき、長期的な視点で物事に当たる必要性は逆に高まっているように感じられる。 最近の端的な事例を挙げれば、子育て支援などの「人づくり革命」と並ぶ2大看板として、企業の競争力を高める「生産性革命」を高らかに掲げた18年度予算案に見て取れる。「IoT・ビッグデータ・人工知能による産業構造変革」を通じて「『稼ぐ力』を高める企業行動を引き出す」とともに、「新時代への挑戦を加速する」と謳ったわりには、政府が今回執ったのはその場凌ぎの帳尻合わせ。一度衰退すると再興は難し

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