医薬経済オンライン

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世界の医薬品業界

もはや100万人も使う新薬はない時代へ

第130回

研ファーマ・ブレーン 永江研太郎

2018年1月15日号

 米国では17年に新規成分の新薬として過去10年で最多となる46製品が承認された。ただ、ここにはバイオの新薬申請であるBLAで承認されたCART細胞療法のノバルティスの「キムリア」、ギリアド・サイエンシズが買収したカイト・ファーマの「イェスカータ」、初の遺伝子療法の「ラックスターナ」、CSLベーリングの遺伝性浮腫の血漿分画製剤「ヘイガーダ」、メルクの室内塵ダニの減感作療法薬「オダクトラ」(これは導入したALKアベロに北米の販売権を返還済み)、予防用ワクチンで帯状疱疹の「シングリックス」、B型肝炎の「ヘプリセイブB」などが含まれていない。 これら製品を加えると50を超える。抗がん剤が14、がん以外の希少疾患薬が10、サノフィのアトピー性皮膚炎の「デュピクセント」などバイオの抗炎症性免疫疾患薬が5、その他製品が24ある。 16年は新規成分の承認が22だけだったので慢性疾...  米国では17年に新規成分の新薬として過去10年で最多となる46製品が承認された。ただ、ここにはバイオの新薬申請であるBLAで承認されたCART細胞療法のノバルティスの「キムリア」、ギリアド・サイエンシズが買収したカイト・ファーマの「イェスカータ」、初の遺伝子療法の「ラックスターナ」、CSLベーリングの遺伝性浮腫の血漿分画製剤「ヘイガーダ」、メルクの室内塵ダニの減感作療法薬「オダクトラ」(これは導入したALKアベロに北米の販売権を返還済み)、予防用ワクチンで帯状疱疹の「シングリックス」、B型肝炎の「ヘプリセイブB」などが含まれていない。 これら製品を加えると50を超える。抗がん剤が14、がん以外の希少疾患薬が10、サノフィのアトピー性皮膚炎の「デュピクセント」などバイオの抗炎症性免疫疾患薬が5、その他製品が24ある。 16年は新規成分の承認が22だけだったので慢性疾患

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