医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

ドラッグストアの命運握る「生鮮食品」

小商圏への出店には不可欠なアイテム

2018年1月15日号

 日本チェーンドラッグストア協会によると、17年6月1日現在、正会員の売上高は6兆5348億円、店舗数は1万9654店舗あるという。そんなドラッグストアが、さらに成長していくには、乗り越えなければならない壁がある。それは生鮮食品の取り扱いだ。高まる食品ウエイト ドラッグストアの今後の出店場所は、従来のようなロードサイド型や駅前立地型から、住宅街などに入り込み、人口密度が低く競合の激しい小商圏が求められていく。小商圏では、手強い競争相手であるコンビニエンスストアやミニスーパーと対峙しなければならない。 こうした相手に対し、競争優位に立とうとすれば必然的に生鮮食品の取り扱いを選択肢に加えなければならなくなる。しかし、ドラッグストアが生鮮食品を扱うには難題が多い。「ドラッグストアのような“クスリ臭い”場所で、食品は売れない」 かつて、こう指摘した...  日本チェーンドラッグストア協会によると、17年6月1日現在、正会員の売上高は6兆5348億円、店舗数は1万9654店舗あるという。そんなドラッグストアが、さらに成長していくには、乗り越えなければならない壁がある。それは生鮮食品の取り扱いだ。高まる食品ウエイト ドラッグストアの今後の出店場所は、従来のようなロードサイド型や駅前立地型から、住宅街などに入り込み、人口密度が低く競合の激しい小商圏が求められていく。小商圏では、手強い競争相手であるコンビニエンスストアやミニスーパーと対峙しなければならない。 こうした相手に対し、競争優位に立とうとすれば必然的に生鮮食品の取り扱いを選択肢に加えなければならなくなる。しかし、ドラッグストアが生鮮食品を扱うには難題が多い。「ドラッグストアのような“クスリ臭い”場所で、食品は売れない」 かつて、こう指摘したのは

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence