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2018年1月15日号

記録的だった新薬とジェネリックの承認数 17年は、FDA(米国食品医薬品局)による新薬とジェネリックの承認件数が前年比で大きく増加し、ここ数年でも目立って多くなったことがわかった。 過去に販売されたことがない、まったく新しい化学構造を持つ新規化合物の承認は17年だけで46件に達し、96年の53件に続く過去2番目の多さとなった。97年〜13年の新薬承認件数は年平均27件だったことからも、17年の承認件数が高いレベルであったことが理解できる。14年は41件、15年は45件と上昇傾向が見えたものの、16年は22件にとどまり、10年以降では最低水準となっていた。そのため17年の承認件数が急増したことについて、専門家の意見は分かれており、上昇傾向が継続するかどうか、予想は難しいようだ。また、ほぼ毎週のように新薬が上市される状況に、医療現場が追い付いているのかどうかにも懸念が出てい... 記録的だった新薬とジェネリックの承認数 17年は、FDA(米国食品医薬品局)による新薬とジェネリックの承認件数が前年比で大きく増加し、ここ数年でも目立って多くなったことがわかった。 過去に販売されたことがない、まったく新しい化学構造を持つ新規化合物の承認は17年だけで46件に達し、96年の53件に続く過去2番目の多さとなった。97年〜13年の新薬承認件数は年平均27件だったことからも、17年の承認件数が高いレベルであったことが理解できる。14年は41件、15年は45件と上昇傾向が見えたものの、16年は22件にとどまり、10年以降では最低水準となっていた。そのため17年の承認件数が急増したことについて、専門家の意見は分かれており、上昇傾向が継続するかどうか、予想は難しいようだ。また、ほぼ毎週のように新薬が上市される状況に、医療現場が追い付いているのかどうかにも懸念が出ている。

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