医薬経済オンライン

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MR活動実態調査レポート

現場で目にする上位5社は「盤石」

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析140

株式会社A・M・C 代表取締役社長 薬剤師 三上彰貴子

2018年1月15日号

 17年は製薬に関係した有志のメンバーで『AI時代のMR』について、月1回考える機会を設けていた。多面的に議論することが根底にあるので、結論は出ていない。ただ、11月に米国でAI(ワトソン)を導入している病院を見学したとき、一筋の光が見えたように感じた。私見だが、少し紹介したい。 米国でも先行して開発していた有名な病院があったが、失敗。理由はさまざまな憶測が流れているが膨大な開発費をかけたが、結果が得られなかったようである。私が訪問したのは東海岸の別の病院で、開発途中のシステムだった。AIは、動かすために膨大なデータを入れ込んでいく。そこでは発表された文献、電子カルテデータ、疾患自体のデータ、薬剤データなどをもとにして、現在は診断のサポートとして用いていた。だが、詳細は別として、この根本のデータの信憑性に課題がある、と説明してくれた医師も懸...  17年は製薬に関係した有志のメンバーで『AI時代のMR』について、月1回考える機会を設けていた。多面的に議論することが根底にあるので、結論は出ていない。ただ、11月に米国でAI(ワトソン)を導入している病院を見学したとき、一筋の光が見えたように感じた。私見だが、少し紹介したい。 米国でも先行して開発していた有名な病院があったが、失敗。理由はさまざまな憶測が流れているが膨大な開発費をかけたが、結果が得られなかったようである。私が訪問したのは東海岸の別の病院で、開発途中のシステムだった。AIは、動かすために膨大なデータを入れ込んでいく。そこでは発表された文献、電子カルテデータ、疾患自体のデータ、薬剤データなどをもとにして、現在は診断のサポートとして用いていた。だが、詳細は別として、この根本のデータの信憑性に課題がある、と説明してくれた医師も懸念し

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