医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

HOLMES & VACCINE

新規抗がん剤開発の行方

第9回 ~日本化薬の行く道~

コイツ・ドナン

2018年1月15日号

 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、英国で新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がんを軸にして、がん治療の話を始めた。ホームズは大腸がんの術後の再発防止化学療法に関しては、併用療法で後発品が用いられるケースが増えてきたと指摘。ヤクルト本社も後発品を出して、主力品の落ち込みを緩和しているという。そうなると先発品の抗がん剤を販売する企業は厳しくなるのではないか。好調の中外製薬も例外ではないとすれば、どうなるのか。ホームズは後発品の抗がん剤で一目置かれている日本化薬の現状を探りながら推理を続けている。 日本化薬の新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象品目の売上高は16...  【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、英国で新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がんを軸にして、がん治療の話を始めた。ホームズは大腸がんの術後の再発防止化学療法に関しては、併用療法で後発品が用いられるケースが増えてきたと指摘。ヤクルト本社も後発品を出して、主力品の落ち込みを緩和しているという。そうなると先発品の抗がん剤を販売する企業は厳しくなるのではないか。好調の中外製薬も例外ではないとすれば、どうなるのか。ホームズは後発品の抗がん剤で一目置かれている日本化薬の現状を探りながら推理を続けている。 日本化薬の新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象品目の売上高は16年度

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence