Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング
米国医療を経験して見えること
第53回 リフィル処方、薬剤の購入状況
ジョージメイソン大学大学院(バージニア州) パブリックヘルス専攻 堀 玲子
2018年1月15日号
米国のトランプ大統領が就任から間もなく1年を迎える。政権の内情を暴露した本が大ヒットするなど、大統領の周辺は相変わらず騒がしい。 トランプ大統領が改革を叫ぶ米国医療は複雑で、私のような外国人は困惑するばかりだ。ただ、日本で加入した海外傷害保険のおかげで、処方されるブランド薬の薬価をあまり気にしなくていい。ここだけは、受診のストレスを感じなくて済む。 クリニックではリフィル処方箋(繰り返し処方、私の場合は約3ヵ月分)が薬局に行く1週間前に出されるので、薬局での待ち時間は非常に短い。忘れて取りに来ないことがないように、電話でメッセージも送られてくる。ちなみに、クリニックからも受診の1週間前と前日に受診忘れ防止のメールやメッセージが来る。一旦慣れてしまうとかなり便利で患者に優しいシステムだろうと思う。 クリニックを受診して感じるのは、医師が...
米国のトランプ大統領が就任から間もなく1年を迎える。政権の内情を暴露した本が大ヒットするなど、大統領の周辺は相変わらず騒がしい。 トランプ大統領が改革を叫ぶ米国医療は複雑で、私のような外国人は困惑するばかりだ。ただ、日本で加入した海外傷害保険のおかげで、処方されるブランド薬の薬価をあまり気にしなくていい。ここだけは、受診のストレスを感じなくて済む。 クリニックではリフィル処方箋(繰り返し処方、私の場合は約3ヵ月分)が薬局に行く1週間前に出されるので、薬局での待ち時間は非常に短い。忘れて取りに来ないことがないように、電話でメッセージも送られてくる。ちなみに、クリニックからも受診の1週間前と前日に受診忘れ防止のメールやメッセージが来る。一旦慣れてしまうとかなり便利で患者に優しいシステムだろうと思う。 クリニックを受診して感じるのは、医師が薬剤
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