医薬経済オンライン

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医薬品輸送で先手打った「ANA」

国際標準化の波に対応、ライバル「JAL」の動きは

2018年1月15日号

 全日本空輸(ANA)が日本の航空会社として初めて国際航空運送協会(IATA)の医薬品輸送の国際品質認証「CEIVファーマ」を取得した。医薬品や化学品は品質を損ねないように運送しなければならないが、とくに医薬品については温度管理や塵が入り込まないように厳重な管理の下での運送が必要。そのためにIATAが共通の品質管理を行っていることを確認した航空会社や空港のグラウンドハンドリング会社、運送会社にCEIVファーマという認証を与えている。 この認証の取得は目下、世界中に広まりつつある。航空会社ではシンガポール航空やキャセイパシフィック航空、アメリカン航空などが次々に認証を取得し、物流会社でもドイツポスト傘下のDHLが成田空港での認証を取得し、郵船ロジスティックはオランダのアムステルダム・スキポール空港での認証を取得……。すでに取得した企業は世界...  全日本空輸(ANA)が日本の航空会社として初めて国際航空運送協会(IATA)の医薬品輸送の国際品質認証「CEIVファーマ」を取得した。医薬品や化学品は品質を損ねないように運送しなければならないが、とくに医薬品については温度管理や塵が入り込まないように厳重な管理の下での運送が必要。そのためにIATAが共通の品質管理を行っていることを確認した航空会社や空港のグラウンドハンドリング会社、運送会社にCEIVファーマという認証を与えている。 この認証の取得は目下、世界中に広まりつつある。航空会社ではシンガポール航空やキャセイパシフィック航空、アメリカン航空などが次々に認証を取得し、物流会社でもドイツポスト傘下のDHLが成田空港での認証を取得し、郵船ロジスティックはオランダのアムステルダム・スキポール空港での認証を取得……。すでに取得した企業は世界で26

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