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「手術メスが音楽で滑らかに」

2018年2月1日号

 手術室で音楽を聴きながら外科医がメスを振るう。命を左右する作業で何と不謹慎なと思う。ごく一部の施設ではそんなこともあり得るのかな、と思いきや、「半数以上で行われている」との信頼すべき情報があり正直驚いた。 実践している医師のコメントで「気持ちを落ち着かせるため、あるいはガンガンノリノリになるため音楽を流す」というのがある。 そして言う。「理解してもらえないと思うが、場面に応じ適切に音楽を有効活用し続けていること自体、実際に手術が安全に行われている証拠ではないか」と。 手術室の雰囲気は殺伐として無機質。機械の音、骨を削る音、心電図をモニターする電子音などを和らげるのに、BGMは必要不可欠なものとして登場したのであろう。 なお、ロンドン大学からの報告ではBGMのためスタッフ間の会話が通じにくいため手術時間の遅延がかなりあるという。BGM運...  手術室で音楽を聴きながら外科医がメスを振るう。命を左右する作業で何と不謹慎なと思う。ごく一部の施設ではそんなこともあり得るのかな、と思いきや、「半数以上で行われている」との信頼すべき情報があり正直驚いた。 実践している医師のコメントで「気持ちを落ち着かせるため、あるいはガンガンノリノリになるため音楽を流す」というのがある。 そして言う。「理解してもらえないと思うが、場面に応じ適切に音楽を有効活用し続けていること自体、実際に手術が安全に行われている証拠ではないか」と。 手術室の雰囲気は殺伐として無機質。機械の音、骨を削る音、心電図をモニターする電子音などを和らげるのに、BGMは必要不可欠なものとして登場したのであろう。 なお、ロンドン大学からの報告ではBGMのためスタッフ間の会話が通じにくいため手術時間の遅延がかなりあるという。BGM運用は

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