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OBSERVER

後藤隆久・横浜市立大学附属市民総合医療センター病院長

2018年2月1日号

大学病院も「地域の一員」──大学病院で新しい取り組みを進めていると聞きました。後藤 医師や看護師、事務職員などの病院関係者を対象に、医療経営・医療政策の教育プログラムを実施している。地域医療はどうあるべきか、横浜市を例にとことん考え、大学病院はそのなかでどうフィットして、何をすればいいのかを見つけられる病院経営人材の育成が目的だ。 医療の環境は、今急速に変わっている。この10年で地域包括ケアの概念が発展し、実際に成功事例も出てきたが、急性期病院の医師にとっては意外と知らない分野でもある。プログラムを通して、興味を持つ人を増やしたい。──医療政策のなかでも、とくに地域医療に焦点を当てています。後藤 今まで大学は、「学生を教育する」「研究して論文を出す」「医療機関に医師を派遣する」、この3つが差別化された明確な目標だった。「大学病院は高度先進医療... 大学病院も「地域の一員」──大学病院で新しい取り組みを進めていると聞きました。後藤 医師や看護師、事務職員などの病院関係者を対象に、医療経営・医療政策の教育プログラムを実施している。地域医療はどうあるべきか、横浜市を例にとことん考え、大学病院はそのなかでどうフィットして、何をすればいいのかを見つけられる病院経営人材の育成が目的だ。 医療の環境は、今急速に変わっている。この10年で地域包括ケアの概念が発展し、実際に成功事例も出てきたが、急性期病院の医師にとっては意外と知らない分野でもある。プログラムを通して、興味を持つ人を増やしたい。──医療政策のなかでも、とくに地域医療に焦点を当てています。後藤 今まで大学は、「学生を教育する」「研究して論文を出す」「医療機関に医師を派遣する」、この3つが差別化された明確な目標だった。「大学病院は高度先進医療をや

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