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2018年2月1日号

遺伝子療法、価格設定に各方面から関心　希少な遺伝子疾患の治療に画期的な効果をもたらす遺伝子療法が、米国で順次承認されるようになってきた。17年には遺伝性の失明を治療する医薬品「ラックスターナ」が初めて承認されたが、その価格設定には承認発表前から各方面からの注目が集まっていた。１回限りの治療で革新的な効果が期待できることから高額な価格設定になることが予想されていたためだ。　米国では薬価の高額化に批判が強まりながら、まったく解決する見込みがないのが現状だ。薬価の値上げ率に関しては米国のインフレ率より速いスピードで上昇している。１度治療を受ければ完治してしまうＣ型肝炎薬などは値上げの割合が突出しているとして批判を受けていることから、遺伝子療法の薬価がどの程度となるかアナリストはさまざまな予測を発表していた。　承認獲得が発表されて間もなく、ラック... 遺伝子療法、価格設定に各方面から関心　希少な遺伝子疾患の治療に画期的な効果をもたらす遺伝子療法が、米国で順次承認されるようになってきた。17年には遺伝性の失明を治療する医薬品「ラックスターナ」が初めて承認されたが、その価格設定には承認発表前から各方面からの注目が集まっていた。１回限りの治療で革新的な効果が期待できることから高額な価格設定になることが予想されていたためだ。　米国では薬価の高額化に批判が強まりながら、まったく解決する見込みがないのが現状だ。薬価の値上げ率に関しては米国のインフレ率より速いスピードで上昇している。１度治療を受ければ完治してしまうＣ型肝炎薬などは値上げの割合が突出しているとして批判を受けていることから、遺伝子療法の薬価がどの程度となるかアナリストはさまざまな予測を発表していた。　承認獲得が発表されて間もなく、ラックスタ

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