医薬経済オンライン

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医薬経済気象台

今年の円・ドル相場の行方

―円安予想の意見が多い―

2018年2月1日号

 18年に入って円ドル相場が動意を見せた。今後、どのような動きとなるか注目される。18年は円安に動くという声が多いものの、その幕開けは予想とは反対に円高になった。 年初の113円台から2週間で110円台へ約3円の円高、100円割れもないとは言えない動きとなっている。110円台は17年9月中旬以来、約4ヵ月ぶりになる。10月以降は112円台を中心に111円台~114円台のゾーンでの小浮動を続け膠着状態にあっただけに、揉み合い離れの動きのようにも見えるが、一過性の可能性が高そうだ。 円ドル相場が景気に与える影響は決して小さくないだけに行方が注目されるところだ。正月に実施した各種調査では、願望が含まれている可能性があるが、円安を予想する見方が多かった。財界首脳は年末で115~120円との見方が多く、エコノミストを対象とした調査では、上値は100円との...  18年に入って円ドル相場が動意を見せた。今後、どのような動きとなるか注目される。18年は円安に動くという声が多いものの、その幕開けは予想とは反対に円高になった。 年初の113円台から2週間で110円台へ約3円の円高、100円割れもないとは言えない動きとなっている。110円台は17年9月中旬以来、約4ヵ月ぶりになる。10月以降は112円台を中心に111円台~114円台のゾーンでの小浮動を続け膠着状態にあっただけに、揉み合い離れの動きのようにも見えるが、一過性の可能性が高そうだ。 円ドル相場が景気に与える影響は決して小さくないだけに行方が注目されるところだ。正月に実施した各種調査では、願望が含まれている可能性があるが、円安を予想する見方が多かった。財界首脳は年末で115~120円との見方が多く、エコノミストを対象とした調査では、上値は100円との見方

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