飛躍誓う国内企業の「見どころ」
薬価制度改革で見えた欧米団体との戦闘能力の差
2018年2月1日号
18年のバイオベンチャー業界は、どのような年になるのだろうか。 17年は国内ベンチャーのグローバル化が印象に残った。16年にピーター・ ベインズ氏を社長に迎えたそーせいグループに続き、ペプチドリームも9月にパトリック・リード氏を新社長に据えた。創薬ベンチャーの時価総額上位2社のトップは外国人となったわけだ。そのそーせいグループは11月、200億円の資金調達を海外投資家に限定して行った。両社の時価総額はペプチドリームは5000億円超、そーせいグループは2000億円超と中堅製薬企業のキョーリン製薬ホールディングス、持田製薬、キッセイ薬品などを超えている。確かに、これらバイオベンチャーのグローバル化や事業スピードを見ると、市場の評価も頷ける。 一方、マイナス事例もあった。1月にアステラス製薬が国内申請していた季節性組換えインフルエンザワクチンの「UM...
18年のバイオベンチャー業界は、どのような年になるのだろうか。 17年は国内ベンチャーのグローバル化が印象に残った。16年にピーター・ ベインズ氏を社長に迎えたそーせいグループに続き、ペプチドリームも9月にパトリック・リード氏を新社長に据えた。創薬ベンチャーの時価総額上位2社のトップは外国人となったわけだ。そのそーせいグループは11月、200億円の資金調達を海外投資家に限定して行った。両社の時価総額はペプチドリームは5000億円超、そーせいグループは2000億円超と中堅製薬企業のキョーリン製薬ホールディングス、持田製薬、キッセイ薬品などを超えている。確かに、これらバイオベンチャーのグローバル化や事業スピードを見ると、市場の評価も頷ける。 一方、マイナス事例もあった。1月にアステラス製薬が国内申請していた季節性組換えインフルエンザワクチンの「UMN
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