厚労省の手腕問われる「産業振興」
保険薬価以外で何ができるか。新施策無しでは乗り切れない
(株)薬新 井高恭彦
2018年2月1日号
東京薬業4団体主催の新年賀詞交歓会は、国内製薬業界で最も盛大かつ華やかな年に1回の催しである。各社のトップ、政界、官界のキーマンが集い、新たな年の幕開けと業界の発展を祝って杯を交わす。18年もザ・プリンスパークタワー東京で1月9日に開かれ、会場は人であふれた。しかし、そこに武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長、アステラス製薬の畑中好彦社長、第一三共の中山讓治会長の姿はなかった。 国際的な総合金融企業JPモルガン主催の「第36回ヘルスケアカンファレンス」に参加するため、米国サンフランシスコに飛んでいたのだ。同カンファレンスは、医薬品、バイオ産業に焦点を当てた世界最大のイベント。各国の投資家、企業関係者数千人が集う。参加企業にとっては保有する技術や事業戦略を披露し、新たなパートナーを探す重要な場になっている。今回は1月8~11日までの日程で、...
東京薬業4団体主催の新年賀詞交歓会は、国内製薬業界で最も盛大かつ華やかな年に1回の催しである。各社のトップ、政界、官界のキーマンが集い、新たな年の幕開けと業界の発展を祝って杯を交わす。18年もザ・プリンスパークタワー東京で1月9日に開かれ、会場は人であふれた。しかし、そこに武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長、アステラス製薬の畑中好彦社長、第一三共の中山讓治会長の姿はなかった。 国際的な総合金融企業JPモルガン主催の「第36回ヘルスケアカンファレンス」に参加するため、米国サンフランシスコに飛んでいたのだ。同カンファレンスは、医薬品、バイオ産業に焦点を当てた世界最大のイベント。各国の投資家、企業関係者数千人が集う。参加企業にとっては保有する技術や事業戦略を披露し、新たなパートナーを探す重要な場になっている。今回は1月8~11日までの日程で、賀詞
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