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「『光免疫療法』日本でも治験開始」

2018年2月15日号

 市川海老蔵夫人・故小林麻央さんが、もし生前にこの治験を受けていれば……関係者の間ですこぶる評価の高い「光免疫がん療法」が、米国での臨床試験が順調に進み、いよいよ日本においても、この3月から実施される。 今、臨床現場で使われている免疫療法としては「オプジーボ」がある。だが、大きく話題を呼んだわりには効果は約30%にとどまっているのに対し、新登場のこの治療法は、約80%と極めて高い効果を示している。 作用機序は、がん細胞に着く抗体にIR700なるものを付着させ、近赤外線を照射すると、がん細胞のみがダメージを受け死滅するという仕組みである。 頭頸部がんを手始めにほかのがん腫にも広く高い効果が期待されている。開発者は京都大学出身の小林久隆氏で、麻央さんと同姓だ。 将来ノーベル賞受賞は間違いないと、気の早い話が出るほどで、日本人の優秀性がまたまた世界...  市川海老蔵夫人・故小林麻央さんが、もし生前にこの治験を受けていれば……関係者の間ですこぶる評価の高い「光免疫がん療法」が、米国での臨床試験が順調に進み、いよいよ日本においても、この3月から実施される。 今、臨床現場で使われている免疫療法としては「オプジーボ」がある。だが、大きく話題を呼んだわりには効果は約30%にとどまっているのに対し、新登場のこの治療法は、約80%と極めて高い効果を示している。 作用機序は、がん細胞に着く抗体にIR700なるものを付着させ、近赤外線を照射すると、がん細胞のみがダメージを受け死滅するという仕組みである。 頭頸部がんを手始めにほかのがん腫にも広く高い効果が期待されている。開発者は京都大学出身の小林久隆氏で、麻央さんと同姓だ。 将来ノーベル賞受賞は間違いないと、気の早い話が出るほどで、日本人の優秀性がまたまた世界に示

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