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特別インタビュー 医薬品業界の激動の30年

青木初夫・ラクオリア創薬取締役(元アステラス製薬会長、元日本製薬工業協会会長)

2018年2月15日号

黄金時代から「挑戦する時代」に 医薬経済社30周年を記念して、医薬品産業を振り返る特別インタビュー。第3弾は、元アステラス製薬会長で、日本製薬工業協会会長(04~08年)を務めた青木初夫氏。研究畑から経営者へと歩み、第一線から退いてもなお、ラクオリア創薬(名古屋市)取締役を務めるなど精力的に活動する。 これまでの半世紀、変貌する医薬品産業の真っ只中にいた青木氏に、今後の業界について聞いた。──いただいた資料に、20世紀は製薬の「黄金時代」とあります。青木 古いパラダイム、としてね。例えば、かつて抗菌剤などで日本はいい立場にいたが、生産性が落ちてきた。それはやむを得ない。多くの病気は治るようになり、中枢神経やがんといった難しい分野が残ってしまった。物事が早急に進まないのは、ある程度は仕方がない。ただ、これから取り戻すのではないか、という気がしている... 黄金時代から「挑戦する時代」に 医薬経済社30周年を記念して、医薬品産業を振り返る特別インタビュー。第3弾は、元アステラス製薬会長で、日本製薬工業協会会長(04~08年)を務めた青木初夫氏。研究畑から経営者へと歩み、第一線から退いてもなお、ラクオリア創薬(名古屋市)取締役を務めるなど精力的に活動する。 これまでの半世紀、変貌する医薬品産業の真っ只中にいた青木氏に、今後の業界について聞いた。──いただいた資料に、20世紀は製薬の「黄金時代」とあります。青木 古いパラダイム、としてね。例えば、かつて抗菌剤などで日本はいい立場にいたが、生産性が落ちてきた。それはやむを得ない。多くの病気は治るようになり、中枢神経やがんといった難しい分野が残ってしまった。物事が早急に進まないのは、ある程度は仕方がない。ただ、これから取り戻すのではないか、という気がしている。た

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