Patient Relations
NPO法人 日本ぬいぐるみ協会
2018年2月15日号
患者の思い託す「ぬいぐるみの旅」小塚晴美理事長 海に行きたい、雪が見たい、海外を旅してみたい──。長期入院や自宅療養が必要な難病患者、身体の不自由、心の病を抱える患者らにとって、「旅行」をするハードルはとても高い。両親や家族も、病床につく子どもが旅を夢見ていても、なかなか実現できずにやるせない思いを募らせることになる。 そんな人々の夢や思いを、ひとつかたちで汲み取ろうとしている活動がある。さまざまな事情で遠出ができない人たちの「ぬいぐるみ」を預かり、本人の代わりにぬいぐるみに国内外の旅行に出てもらおうという取り組みだ。旅先では、ぬいぐるみが各地の名所を回る様子を収めた写真を撮影し、持ち主に届ける。NPO法人日本ぬいぐるみ協会が13年に始めたこの活動が、口コミやSNSを通じて共感する人々が協力を名乗り出るなど、徐々に広がりを見せている。「病気...
患者の思い託す「ぬいぐるみの旅」小塚晴美理事長 海に行きたい、雪が見たい、海外を旅してみたい──。長期入院や自宅療養が必要な難病患者、身体の不自由、心の病を抱える患者らにとって、「旅行」をするハードルはとても高い。両親や家族も、病床につく子どもが旅を夢見ていても、なかなか実現できずにやるせない思いを募らせることになる。 そんな人々の夢や思いを、ひとつかたちで汲み取ろうとしている活動がある。さまざまな事情で遠出ができない人たちの「ぬいぐるみ」を預かり、本人の代わりにぬいぐるみに国内外の旅行に出てもらおうという取り組みだ。旅先では、ぬいぐるみが各地の名所を回る様子を収めた写真を撮影し、持ち主に届ける。NPO法人日本ぬいぐるみ協会が13年に始めたこの活動が、口コミやSNSを通じて共感する人々が協力を名乗り出るなど、徐々に広がりを見せている。「病気や障
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