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HOLMES & VACCINE

新規抗がん剤開発の行方

第11回 ~兼業と専業の違い~

by コイツ・ドナン

2018年2月15日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、英国で新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がんを軸にして、がん治療の話を始めた。そのなかで中外製薬とヤクルト本社、日本化薬を取り上げてきた。大腸がん領域で見えてきたのは、併用療法では後発品の使用が進んでいること。そのなかでホームズが拘ったのは、新薬開発がなかなかうまくいかず、後発品を軸に事業を展開する兼業企業の今後の先行きだ。ホームズは「厳しいのではないか」という考えを示しながら、マブ博士とともにドイツで医薬品事業を行う兼業企業の状況を通じて、日本企業のあり方を探っている。 私は悩んでいる。ドイツ企業では従業員の立場が強い。... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、英国で新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がんを軸にして、がん治療の話を始めた。そのなかで中外製薬とヤクルト本社、日本化薬を取り上げてきた。大腸がん領域で見えてきたのは、併用療法では後発品の使用が進んでいること。そのなかでホームズが拘ったのは、新薬開発がなかなかうまくいかず、後発品を軸に事業を展開する兼業企業の今後の先行きだ。ホームズは「厳しいのではないか」という考えを示しながら、マブ博士とともにドイツで医薬品事業を行う兼業企業の状況を通じて、日本企業のあり方を探っている。 私は悩んでいる。ドイツ企業では従業員の立場が強い。事業

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