後発品参入で百花繚乱の「体」
差別化難しく、競争の質が変わる
2018年3月1日号
医薬品業界とはまったく関係のない話から始める。 ハンバーガーチェーンのモスバーガーが不振だ。運営するモスフードサービスの18年3月期第2四半期累計決算は売上高が0.4%増の359億2600万円に対し、営業利益は▲17.2%の23億2400万円と2ケタのダウンとなった。日本フードサービス協会の市場動向調査によると、17年1〜9月までの間に売上高が前年同期を上回った月は4月と6月、9月の3ヵ月のみ。外食全体、ファストフードがすべて上回っていることを考えると、モスの落ち込みが突出していることがわかる。 モスで食材調達コストの高騰、競争激化など不振の理由を挙げるが、それだけでは説明がつかない。 ライバルである日本マクドナルドホールディングスの19年12月期第3四半期累計決算は営業利益が150億85百万円で296.4%増とモスとは対照的だった。 マクドナルドは14...
医薬品業界とはまったく関係のない話から始める。 ハンバーガーチェーンのモスバーガーが不振だ。運営するモスフードサービスの18年3月期第2四半期累計決算は売上高が0.4%増の359億2600万円に対し、営業利益は▲17.2%の23億2400万円と2ケタのダウンとなった。日本フードサービス協会の市場動向調査によると、17年1〜9月までの間に売上高が前年同期を上回った月は4月と6月、9月の3ヵ月のみ。外食全体、ファストフードがすべて上回っていることを考えると、モスの落ち込みが突出していることがわかる。 モスで食材調達コストの高騰、競争激化など不振の理由を挙げるが、それだけでは説明がつかない。 ライバルである日本マクドナルドホールディングスの19年12月期第3四半期累計決算は営業利益が150億85百万円で296.4%増とモスとは対照的だった。 マクドナルドは14年7
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