医薬経済オンライン

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HOLMES & VACCINE

新規抗がん剤開発の行方

第12回 ~断捨離型企業の成功~

コイツ・ドナン

2018年3月1日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、英国で新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がんを軸にして、がん治療の話を始めた。そのなかで中外製薬とヤクルト本社、日本化薬を取り上げてきた。大腸がん領域で見えてきたのは、併用療法では後発品の使用が進んでいるが、ホームズは販売する兼業企業の今後の先行きに懸念を示した。ドイツ企業の兼業企業は「選択と集中」を実施、なかでもフレゼニウスは病院経営にまで踏み込んでいる。ホームズとマブ博士は選択と集中の目的は、ある分野でトップになることと指摘。日本企業も学ぶべきと言う。 2人の話を聞いて、選択と集中という言葉の奥の深さを改めて感じた。そ... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、製薬企業による抗がん剤の開発動向に関して、英国で新たな推理を始めた。ドイツから来たワクチン博士の先輩で抗体医薬のスペシャリストであるマブ博士も会話に加わっている。久しぶりに顔を合わせた3人は、さっそく大腸がんを軸にして、がん治療の話を始めた。そのなかで中外製薬とヤクルト本社、日本化薬を取り上げてきた。大腸がん領域で見えてきたのは、併用療法では後発品の使用が進んでいるが、ホームズは販売する兼業企業の今後の先行きに懸念を示した。ドイツ企業の兼業企業は「選択と集中」を実施、なかでもフレゼニウスは病院経営にまで踏み込んでいる。ホームズとマブ博士は選択と集中の目的は、ある分野でトップになることと指摘。日本企業も学ぶべきと言う。 2人の話を聞いて、選択と集中という言葉の奥の深さを改めて感じた。そんな

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