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平時医療体制の破綻に備える~電光石火こそ最良の有事医療~

負傷者救助のアプローチ法

第48回

愛知医科大学 非常勤講師 照井資規

2018年3月15日号

 前回3月1日号では、米国の銃乱射事件や爆破テロなどの悪意による大量殺人事態に対処するための行動方針「ハートフォード・コンセンサス」について述べた。今回はこの方針に基づき、主に警察や軍隊の小部隊で用いられる負傷者救助のアプローチ法を紹介する。 危険な状況下で負傷者が発生し生命の危機に瀕するとき、即応すべき事項を漏れなく、適切に重要なものから順番に迅速に実行するための“約束事”を、誰もが記憶しやすいようにまとめたのが「Call-A-CAB-N-Go-Hot(コール・ア・キャビン・ゴー・ホット)」だ。●Call:周知 負傷者が発生したことを周知する。手信号、音声、無線などを駆使し、部隊全員に何が起きていて、どこに脅威があるのかを周知する。これが最初にあるのは、戦闘中は負傷者の発生に気付きにくいからだ。重傷者ほど気付かれにくく、時間が経過し死亡してしまう。情報が伝わら...  前回3月1日号では、米国の銃乱射事件や爆破テロなどの悪意による大量殺人事態に対処するための行動方針「ハートフォード・コンセンサス」について述べた。今回はこの方針に基づき、主に警察や軍隊の小部隊で用いられる負傷者救助のアプローチ法を紹介する。 危険な状況下で負傷者が発生し生命の危機に瀕するとき、即応すべき事項を漏れなく、適切に重要なものから順番に迅速に実行するための“約束事”を、誰もが記憶しやすいようにまとめたのが「Call-A-CAB-N-Go-Hot(コール・ア・キャビン・ゴー・ホット)」だ。●Call:周知 負傷者が発生したことを周知する。手信号、音声、無線などを駆使し、部隊全員に何が起きていて、どこに脅威があるのかを周知する。これが最初にあるのは、戦闘中は負傷者の発生に気付きにくいからだ。重傷者ほど気付かれにくく、時間が経過し死亡してしまう。情報が伝わらなけ

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