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話題の焦点

「『臨床心理士』と『公認心理師』」

2018年4月1日号

近年、心理職に対する社会的ニーズが高まっており、現行「臨床心理士」が約3万3000人活躍中で、さらに毎年1600人前後の合格者が誕生、増員されている。この資格は民間認定であるが、17年度に国家資格として公認心理師法が施行され、18年度は第1回の試験が実施される予定である。両者の業務内容はほとんど重複しており、しばらくは臨床心理士が公認心理師資格を取得する流れ。つまり、国家資格という質の担保を期待しての受験が予想される。現在活躍する心理士の中には、かつて1週間程度の講習を受けただけの極めて質の悪い、自称カウンセラーが存在するとの噂もある。そうしたなか、心理師の養成課程では、心理学の基礎教育や保健医療領域の実習が必須となっており、適切な質の保証として両者の差は歴然としている。こうして、診療報酬請求の算定評価にも違いが出るのではと予想されている。... 近年、心理職に対する社会的ニーズが高まっており、現行「臨床心理士」が約3万3000人活躍中で、さらに毎年1600人前後の合格者が誕生、増員されている。この資格は民間認定であるが、17年度に国家資格として公認心理師法が施行され、18年度は第1回の試験が実施される予定である。両者の業務内容はほとんど重複しており、しばらくは臨床心理士が公認心理師資格を取得する流れ。つまり、国家資格という質の担保を期待しての受験が予想される。現在活躍する心理士の中には、かつて1週間程度の講習を受けただけの極めて質の悪い、自称カウンセラーが存在するとの噂もある。そうしたなか、心理師の養成課程では、心理学の基礎教育や保健医療領域の実習が必須となっており、適切な質の保証として両者の差は歴然としている。こうして、診療報酬請求の算定評価にも違いが出るのではと予想されている。 (

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