医薬経済オンライン

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「未来に投資する」組織へと脱皮できるか

被災者を支援した東北メディカルメガバンク機構

2018年4月1日号

東日本大震災から7年の歳月が過ぎた。人々の脳裏に焼き付いた凄惨な映像からは想像もつかないが、日常を取り戻しつつある。時の流れとともに被災の印象は薄れ、震災以降、仙台市が募集してきた復興を目的とした「杜の都・仙台絆寄付」は、16年4月1日から「仙台ふるさと応援寄附」に名称を変えた。新たなまちづくりをめざすとしている。被災時の緊張感が解けてきたかのような一方で、まだ避難生活を強いられている人々もいる。海辺に近い更地は、周辺一帯が濁流に飲み込まれたことを物語る。支援が必要な人々がいる限り、復興への道のりは道半ばだ。地道な復興活動が各方面で続けられているなか「創造的復興」と銘打ち、設立された「東北メディカルメガバンク機構」も活動を続ける。国内初の「公的バイオバンク」との位置付けだが、世間一般にはその役割と全体像がイメージしにくく、震災からの復興と... 東日本大震災から7年の歳月が過ぎた。人々の脳裏に焼き付いた凄惨な映像からは想像もつかないが、日常を取り戻しつつある。時の流れとともに被災の印象は薄れ、震災以降、仙台市が募集してきた復興を目的とした「杜の都・仙台絆寄付」は、16年4月1日から「仙台ふるさと応援寄附」に名称を変えた。新たなまちづくりをめざすとしている。被災時の緊張感が解けてきたかのような一方で、まだ避難生活を強いられている人々もいる。海辺に近い更地は、周辺一帯が濁流に飲み込まれたことを物語る。支援が必要な人々がいる限り、復興への道のりは道半ばだ。地道な復興活動が各方面で続けられているなか「創造的復興」と銘打ち、設立された「東北メディカルメガバンク機構」も活動を続ける。国内初の「公的バイオバンク」との位置付けだが、世間一般にはその役割と全体像がイメージしにくく、震災からの復興とのつ

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