Pharmacoeconomics ━療法の価値━
失明防止効果も85万ドルは高すぎる━初の遺伝子療法ラクスターナ
第1回 黎明期の遺伝子・細胞療法の経済的評価(❶②③④)
2018年4月1日号
▽米国初の遺伝子療法「ラクスターナ」は両眼85万ドルで遺伝性網膜疾患を著しく改善する▽費用効果的になるには最高の薬価の大幅削減が必要だが、失明に至る状態の社会的費用が争点▽新時代を画す療法は不確実さを伴い、効力の持続や効用の想定次第で経済的評価も変わる【出典】 Voretigene neparvovec for biallelic RPE65-mediated retina disease : effectiveness and value , ICER (prepared for Midwest CEPAC), 2018年2月14日 欠陥・欠損遺伝子による遺伝性疾患を抱える患者に正常な遺伝子を注入し治療する遺伝子療法の米国初の療法として「ボレチジーン・ネパルボベック」が2017年12月19日にFDA(米国食品医薬品局)から承認を得た。網膜内の光に反応するプロテイン新生に欠かせないRPE(網膜色素上皮)の劣性突然変異体による遺伝性網膜疾患(IRD)患者に機能するRPE65のコピーを導入...
▽米国初の遺伝子療法「ラクスターナ」は両眼85万ドルで遺伝性網膜疾患を著しく改善する▽費用効果的になるには最高の薬価の大幅削減が必要だが、失明に至る状態の社会的費用が争点▽新時代を画す療法は不確実さを伴い、効力の持続や効用の想定次第で経済的評価も変わる【出典】 Voretigene neparvovec for biallelic RPE65-mediated retina disease : effectiveness and value , ICER (prepared for Midwest CEPAC), 2018年2月14日 欠陥・欠損遺伝子による遺伝性疾患を抱える患者に正常な遺伝子を注入し治療する遺伝子療法の米国初の療法として「ボレチジーン・ネパルボベック」が2017年12月19日にFDA(米国食品医薬品局)から承認を得た。網膜内の光に反応するプロテイン新生に欠かせないRPE(網膜色素上皮)の劣性突然変異体による遺伝性網膜疾患(IRD)患者に機能するRPE65のコピーを導入、
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録