オンザスクリュー
公取委の杉本委員長を「再任」
2018年4月1日号
公正取引委員会の杉本和行委員長(写真)が再任され、同じ財務省出身の竹島一彦前委員長に続き2期目に入った。独占禁止法は公取委委員長職の任期を5年とする一方、70歳の定年も定めるため、現在67歳の杉本氏は20年9月に定年退官する。 杉本氏は13年3月に委員長に就任した。第2次世界大戦後の47年に公取委が米国をモデルに発足して以来、23代目の委員長だった。旧大蔵省と財務省出身の公取委員長は、竹島氏に続き11人目となるが、次官OBを送り込めたのは、小粥正巳氏以来5人目で約17年ぶりだった。案件の「掘り出し」に力注ぐ 杉本委員長は再任後の記者会見で「従来『吠える番犬』である公取委を標榜してきた。独占禁止法に抵触する行為への厳正な処置や、的確な企業適合審査を行う必要がある」と語り、公正な競争環境を実現する「番人」としての役割に、改めて意欲を示した。 また、ビッグデ...
公正取引委員会の杉本和行委員長(写真)が再任され、同じ財務省出身の竹島一彦前委員長に続き2期目に入った。独占禁止法は公取委委員長職の任期を5年とする一方、70歳の定年も定めるため、現在67歳の杉本氏は20年9月に定年退官する。 杉本氏は13年3月に委員長に就任した。第2次世界大戦後の47年に公取委が米国をモデルに発足して以来、23代目の委員長だった。旧大蔵省と財務省出身の公取委員長は、竹島氏に続き11人目となるが、次官OBを送り込めたのは、小粥正巳氏以来5人目で約17年ぶりだった。案件の「掘り出し」に力注ぐ 杉本委員長は再任後の記者会見で「従来『吠える番犬』である公取委を標榜してきた。独占禁止法に抵触する行為への厳正な処置や、的確な企業適合審査を行う必要がある」と語り、公正な競争環境を実現する「番人」としての役割に、改めて意欲を示した。 また、ビッグデー
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